ビブかショーツか。
どちらにも良さがあり悩むものです。
肩紐で支えるビブはお腹周りがスッキリとします。
構造が単純なショーツはお手洗いがやはり楽です。
わたしは絶対こっち!
というサイクリストも少なくありません。
が、わたしは未だどちらかには決めていません。
それぞれのメリットデメリットを考えてみました。
※この日はショーツでした@三原市
お腹の冷え
まずはお腹の冷えについて。
冬はもちろんですが、夏場も風を受けて
お腹や腰回りが冷えてしまうものです。
そんなときに強いのはビブ。
上着との相性で背中が出てくる、なんてこともなく
冬場はお腹にカイロを仕込むことも可能です。
(ビブの外側、上着の内側に貼ればやけどもしにくい)
ショーツを履くなら、
・伸縮性のあるインナーを選ぶ(前傾姿勢になっても背中が出にくい)
・長めの上着を選ぶ
・上着がタイトなら、長めのジレで腰回りを保護
こういった工夫が必要です。
お手洗いの手間
お手洗いが楽ちんなのは、ダントツでショーツです。
ビブも上着を脱がずに用が足せるものもあります。
例えば、背中に手を回して、チャックをおろせる構造になっていたり。
肩紐の真ん中に磁石がついているものもあります。
ただ、いずれもシンプルさでいうと、ショーツには及びません。
少しだけ、手間になりますから。
いちばん怖いのは、その手間を惜しんで
お手洗いをスキップしてしまうことです。
特に夏は汗である程度水分が出ていくので
ついついまあいいか、とやりがちですが、
膀胱炎になることもあります。
ご用心ください。
丈夫さ
三つ目は構造上の丈夫さです。
これは、やはりシンプルなショーツに軍配でしょう。
肩紐が経年劣化してきたり、チャックやマグネットが破損。
ビブだと、本体はまだまだしっかりしているのに、直せない。
そんな悔しい状況がときおり発生します。
作りがシンプルで、壊れる箇所が少ない。
ダメになるとしたら、腰のところのゴムくらい?
これはショーツのメリットでもあります。
・肩が凝りやすいから肩紐があるビブよりショーツ
・お腹をすっぽり覆うタイプが好きだからビブ一択
・お腹周りがゴソゴソしなくて嬉しいからビブ
・よりお手頃だからショーツ
選択基準は人それぞれです。
そしてひとくちにビブ、ショーツといっても
その種類やフィット感も様々です。
あれこれ試して自分にとっての「より快適」を探ってみてください。
ちなみに写真で着用しているのは、Raphaのショーツです。
右側だけですが、太もものところにポケットがあり
これが便利すぎてついついこればかり履いてしまいます。