先日、移住者先輩の経営するカフェにお邪魔してきました。
そして、たまたま地域住民のご飯会に同席することとなりました。
月に1回必ず10人以上が集まって、食事をする場がある。
その事実そのものですら都会暮らし四半世紀のわたしからすれば
印象的かつ驚異的ではありますが、会話の中の「島自慢」が心に残りました。
中でも特に印象的だったのが、島だからこそのびのびできる。
だから長いこと元気でいられるという言葉です。
発言の主は80代の女性なのですが、スマホを使いこなし、
ご近所さんの代わりにWordやExcelで資料を作ってあげるほどの方です。
島暮らしの大先輩(移住者の方も一部います)が語る
島ならではの幸せをまとめてみます。
※広い家なのにシモベのすぐそばに来るにゃんこ(もっとのびのびしたらいいのに)@佐木島・三原市
ひとり辺りの空間が広い
ひとつ目は空間の広さです。
街だときゅうきゅうするよね、1人が使える空間の空間が狭いよね、と。
島は大きくこそないけれど、人数もそんなにいないのでとにかくいつもなんでも広々と使えるのです。
わたしの家が良い例ですが、1人と猫で、家の合計床面積が300平米
さらに離れた倉庫が200平米、庭も表と裏と中庭が揃うというゆったり感です。
都会なら間違いなく大豪邸ですが、立地のおかげでリーズナブルにこの空間を楽しんでいます。
あちこちに気を遣わなくて良い
上述の元気なご婦人たちの会話の中で、
島だから自分をさらけ出して素直に過ごせるよね、という発言がありました。
街に出るといろんなしがらみがあって、人数が多い分
常に周囲に気を遣って生きていかないといけないと。
確かにそういった煩わしさはじわじわと自分の健康を害してきます。
自分を素直にそのまま100%出していけるって幸せなことですね。
自然が豊か
そして、皆さんが口を揃えていうのが自然が豊かなことです。
海も山も野も、すぐ近くにあります。
空をふさぐ高い建物もありません。
お天気が良ければ、青い空と青い海がデフォルトです。
朝夕のマジックアワーは空と海面が光り輝き、
夜になれば、降り注ぐかのような星空が拝めます。
島の元気な高齢者とお話しするたび
余程のことがない限り、早死にはしないなと思っています。
余談ながら、面白かったのが、一定以上の年齢の人が集まると必ずや始まる、
そんな病気自慢が全くなかったことです。
わたしは移住2ヶ月目ということで、質問攻めにあったのですが、
ひと通りそれが落ち着くと島の自慢が始まったのです。