先日、山口県萩市を中心にサイクリングをしてきました。
隠れキリシタンの里を訪ねたり、城下町をぶらついたりと
いろいろした中で特に印象に残っているのが猫寺です。
猫好きはもはや一大経済圏を作っていると思うほど、
猫とつけば何でも売れてしまう位の感覚があります。
ですので、正直そこまで期待していなかったのですが、
行ってみたら期待以上すぎました。
とにかく猫好きにはたまらないのです。
私が感動したポイントをお話しします。
※これぞ猫かぶり@萩市
自然が豊か
まずはとても自然が豊かなことです。
猫をもした仏像(と言えるのか)やら、各種グッズだけでももちろん価値はあるのですが、
深呼吸を思わずしたくなるほど、美しい緑に囲まれた山深い場所にあります。
現地に至るまでも、雰囲気の良い集落や、通り抜ける風の気持ち良い道が続きます。
途中の道もそして行ってからもたっぷり楽しめること間違いなしです。
360度ぐるり猫猫猫!
こちらの雲林寺、Google マップで(猫寺)と書いてあって、
なかなか主張が激しいなと思ったのですが、名前の通り、いや名前に恥じない内容でした。
山門手前から既に猫が渋滞しています。
入り口横の物置には、黒い看板の聖書の言葉(よくあるやつです)のパロディーがデカデカと貼ってあります。
個人的にはこれが1番心に響いたのですが、他にも素敵なものはたくさんあります。
面白いのは木彫り猫のお面でしょうね。
複数用意してあって、大きさもまちまち、表情もいろいろなのですが、
被って遊んでもオッケー、境内写真撮影大歓迎とのことで遊ぼうと思えばいくらでも、という感じです。
しかしお面はかなり重たいのでコンプリートする気には全くなりませんでした。
確実に首を痛めてしまいそうです。
手頃でセンス良いグッズ
そして嬉しいことに、センス良い猫グッズがずらりと並んでいます。
拝観料は無料なのでせっかくだし、お礼の気持ちにといろいろ買ったのですが、
とにかく一つ一つがとてもお手頃です。
例えば、手ぬぐいは一枚500円、サコッシュはひとつ700円と
市場価格の半分もしくはそれ以下、という印象です。
また猫好きには嬉しい猫のためのグッズも置いてありました。
例えば猫ちぐらです。
高級品だと50,000円を超えるようなものもありますが、
こちらは手作り品でしっかりしたものでありながら、10,000円と良心価格です。
なぜだろうと思って見てみると、刑務所内の作業産品を仕入れているようです。
なるほどと納得でした。
中国地方の日本海側はとかくアクセスが困難な場所ではありますが、
ぜひ機会を作って訪ねてみてください。
わざわざ行く価値はありますよ。