休みとなれば、外食三昧。
休みでなくても、まあまあな頻度で外で食べる。
お友達から美味しいカフェ情報を聞いたらすぐさま飛んでいく。
そんな、外ご飯フリークだったわたしですが
10年ほどかけて、自炊がいちばん、と思えるようになりました。
海の幸も山の幸も盛りだくさん。
食材に恵まれたしまなみに戻るタイミングで、自炊を楽しめる身体になって
本当に良かったと思っています。
180度志向を転換できた訳を考えてみました。
※幸せな外ごはんもたまにはいいのです@さぎしまキッチン・三原市
便利ツールに頼る
まず、便利ツールに頼ったことが大きいです。
筆頭は、ヘルシオホットクック。
鍋の見張り番から解放されたことで、「料理?面倒」の大前提が崩れました。
つまり、料理をしている間ずっと調理台付近にいない。
その縛りがすっかりスッキリなくなりました。
ニャンコと遊ぶもよし、室内トレーニングするもよし、読書だってよし。
とにかく自由度が上がり、時間が増えたのです。
そして、煮物が好きなわたしにはありがたすぎる低温調理がほったらかしで実現します。
人が貴重な時間を割いて鍋番をするより、ずっと美味しいものを手をかけずに作ることができる。
もう、最高としか言いようがありません。
調味料をシンプルにする
え?逆じゃないの?
そう思われる方もいるかもしれませんね。
意外かもしれませんが、調味料を絞りに絞ったところ、
あれこれ取り揃えていた頃よりずっと、食材の良さを楽しめるようになました。
結果、自炊したい気持ちが増して好循環が生まれました。
今は、塩と胡椒、酢とオリーブオイル、ときどきしょうゆ。
そんなところです。
味の濃い調味料で隠さない分、食材の味が際立ちます。
良くも悪くも、素材そのものの味がわかるようになりました。
そうすると、美味しいものにこだわりが出てきます。
失敗を重ねることで、新鮮な食材を選ぶための目利きスキルも上がり嬉しいです。
たまの外食も楽しむ
肩の力を抜いて、自炊を楽しめているの最後の理由。
それは、自炊のみにこだわらないこと、です。
頻度はある程度考えますが、ときどき外食も楽しみます。
やるなら100%自炊で!外食は悪だ!
そんなふうに肩肘張らないおかげで
ゆるりとじわりと続けられていると感じています。
友人と会話するのに外出するから、正直ご飯はおまけ。
お店をやっている方の顔を見たいから外食。
食材の組み合わせを勉強したいから、おでかけ。
いろいろな目的で外食をすることを自分に許可しています。
自炊、続かないんだよね。
そう感じるかたは、ぜひヒントにしていただければ。