しまなみ海道、本州側の玄関口、尾道。
坂の街であり、港町でもあり、映画のロケ地もあり。
さらには文学の香りも漂い、コンパクトに楽しみが詰まっています。
自転車でしまなみ旅♪
と訪ねるときにもぜひ、時間を確保して歩く楽しみも味わってください。
尾道街歩きのおすすめポイントをまとめます。
※千光寺ロープーウェーから眺める尾道水道@尾道市
景色を楽しめる
電車でも、車でも、自転車でも実現しにくい尾道街歩きの魅力。
それはなんと言っても景色をじっくりと楽しめることです。
目に優しいスピードでの移動は、自転車でもかないますが
尾道は心臓破りの坂だらけの街。
歩きに軍配が上がります。
電動自転車をレンタルすれば、モチロン坂を登れなくはないです。
ただ、縦横無尽に入り組んで、かつ狭い路地だらけの街を通り抜けるには慣れが必要です。
そんな路地をものともせず、ギュイーンと飛ばしてやってくる地元民。
つまり、子乗せ自転車(モチロン電動)や郵便局のカブとすれ違うのも一苦労です。
自転車はいさぎよく置いて、歩いてみましょう。
普通に歩くより運動になる
二つ目の魅力は、平坦地をなんとなく歩くよりずっと良い運動になることです。
距離によっては、またルートによっては、まあまあ負荷のかかる、
例えばちょっとしたジョギング程度の運動と同程度の効果が期待できます。
坂の途中に急に階段が出てきたり。
また、蓋の外れそうな溝があったり。
狭い道なのに対向バイクがやってきたり。
しっかり周りを観察して、目と頭とを使わないと、前に進めません。
足の筋肉だけでなく、脳みそにも良いトレーニングとなりそうです。
景色も楽しめて、頭と体を両方鍛えられる。
美味しい街歩きだと思いませんか?
楽しそうな店がたくさんある
三つ目の魅力は、街中ゆえに、ちょっと一息、の候補が多いことです。
カフェに、レストランに、雑貨屋に、古本屋に。
招き猫の絵付け体験ができる、招き猫工房もありますよ。
絶景のご褒美付きで、程よく運動ができる。
そんな場所はしまなみ地域にあふれていますが、
その道沿いにお店が充実しているのは、街ならではの魅力です。
体力に自信のない方でも、安心して自分のペースで回れます。
いつまでこれが続くのか。
うんざりとそんな印象を持ってしまった今年の夏ですが
ようやくその手をゆるめてきた感があります。
歩いても寒くなく、暑くなく、の心地よい季節の到来です。
しまなみ尾道の街をぶらぶらしてみませんか?