瀬戸内しまなみの端っこ、佐木島に
猫好きとサイクリストが心地よく過ごせるゲストハウスを作る。
橋がかかっておらず、船でしか行けない離島だからこその
ゆったりとした時間の流れを体験してほしい。
一周ぐるり10km信号のないのどかな環境で気持ちよくサイクリングして欲しい。
そんな思いでふるさとに戻り、仮住まいしながら物件探し。
それが1ヶ月少しで本土の実家に引き上げることになった当初、9月の初め頃はやさぐれていました。
実家も空き家になって5年近く。
植物好きな母が丹精こめて世話していた庭は荒れ放題の草ボーボー。
家も人がいないことによる劣化の進行で怪しげな箇所がいくつか。
ゲストハウスの前に実家もね。
そんな風に心のどこかに思っていた宿題を
強制的ながら少しずつ片付けやられていることに感謝です。
海から離れてしまったのが残念ですが、
嘆いてばかりもいられないので、このところ近所を色々巡るのを楽しみにしています。
せっかくなので同じ散歩するならより楽しく、と思っています。
自分自身でやってみて良かったことをまとめてみます。
※家からすぐ近くだけど、この静けさ!たまりません@三原市
こちらから挨拶する
1つ目は何と言っても、出会った方に、
こちらから声をかけて挨拶をすることです。
農作業中の方、少し遠くで向こうを向いて何かをしている方。
すでに誰かと立ち話をしている方。
それであってもお邪魔しますね、の気持ちを込めて
おはようございます、こんにちはと挨拶をしています。
そんなことはめったにありませんが向こうからたとえ返事がなかったとしても、
お腹から大きな声を出すのはとても心地が良くてすっきりします。
挨拶してみたら、実は古いお知り合いの方だったなんてこともありました。
まさか出会えると思っていなかった方が、介護施設にいる母の状況を心配してくれていたとわかったりと
あたたかな気持ちになれることもありました。
恥ずかしがらずにお腹から声出しての挨拶おすすめです。
いつもと違う場所に足を伸ばす
2つ目は少しルートを変えてみることです。
ランニングであれば、自分の体調バロメーター的に
同じコースを同じ時間に走ってみてペースを確認する。
そんなことも日常的にやるのですが、ただの散歩であれば、
いつもと違う刺激を入れてみるのも良いなと感じています。
つい先日は小さな頃にとてもお気に入りだったはずの場所がこれまで全く思い出せなかったのに、
ふと気になって路地の先を入ってみたらたどり着けた!そんな嬉しいことがありました。
ご近所でも1本道が違うだけで、雰囲気や見える景色がガラリと変わることもあります。
同じルートであっても逆回りしてみるだけで印象が違って楽しいですよ。
出かける時間帯を変えてみる
3つ目は出かける時間帯を変えてみることです。
いつも朝に歩いているところを夕方に。
お昼に歩いているところを、朝に。
足元に不安が少ないコースであればナイトウォークもありですね。
そんな風に少し時間をずらすだけで、光の加減や出会う人々が変わってきます。
近くに住んでいるはずだけど、なかなか会わない。
そんな方にばったり出会うかもしれません。