広島と聞いてイメージする食べ物は何でしょうか?
牡蠣やお好み焼きの印象が強いかもしれませんね。
何しろ牡蠣は全国生産量の6割を占めるナンバーワンの生産地ですから。
そんな広島がひっそりと誇るのが、野菜です。
実はとても農業が盛んな地域なのです。
キャベツ、アスパラガス、トマトらホウレンソウ、青ねぎ、わけぎ、クワイ。
果樹もレモンをはじめとする柑橘はもちろんのこと、
イチジクにブドウにナシになんとリンゴまで、盛りだくさんです。
野菜果物が大好きで、日常的にたっぷり食べたい。
そんな方はぜひしまなみへお越しください。
旅も移住も大歓迎です。
より品質の高いものをお手頃に手に入れるなら、オススメの入手場所があります。
行きやすい順番に書いてみます。
※マルシェに並ぶ地場野菜たち@三原市
スーパー内産直コーナー
まずは、スーパー内の産直コーナーです。
農協などでも良いのですが、時間的なゆとりを考えるとスーパーに軍配が上がります。
農協は朝はさておき、夕方がかなり早めで17時あたりで閉まってしまうことも多いため。
スーパーの通常の野菜コーナーと比べて輸送距離が格段に短いため、
産直コーナーの野菜・果物はとにかく新鮮なのがポイントです。
そしてしっかりとその野菜果物らしい味を楽しめます。
難点を挙げるとすれば、出荷量やタイミングに多少のばらつきがあり、
出会える時と出会えない時が発生しがちなことでしょうか。
今日はお好み焼きを作るから絶対にキャベツが必要!
なんて時には利用しづらいかもしれません。
とは言え、一期一会、サプライズ的な出会いを楽しめるともいえます。
道の駅
次は、道の駅です。
スーパー内の産直コーナーと同様に、地場産の新鮮な野菜や果物が並びます。
場所によっては海産物も充実しています。
あれこれたくさんカゴに入れて、都会の感覚でお会計を聞くと
あまりの低価格っぷりにびっくりするかもしれません。
カゴ1杯買っても1000円足らずなんてこともありますよ。
海産物も、おいしい野菜も果物も、あわよくば、地元の名店のパンも全部まとめて、一気に見たい。
そんな方には道の駅みはら神明の里がお勧めです。
レストランも併設しているので、お散歩がてら買い物に行ってみてはいかがでしょうか?
無人販売
最後は無人販売コーナーです。
心理的なハードルが少々高いかもしれませんが、
もし道の途中で見かけたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
すぐ近所の方が朝に採れたてホヤホヤの野菜を出していたりします。
鮮度はこれまであげた中で間違いなく1番です。
農協やスーパーに出て行かない規格外品も多いですが、味には全く問題がありません。
そして、価格がバグっていることも多々あります。
かつてしまなみ海道ブルーライン沿いで、あまり都会で出回らない貴重な青レモンを
なんと、衝撃の1袋100円で捕獲したこともあります。(都会では一つ200円ほど?)
家庭菜園レベルの小さな規模でやっている方も少なくないので、
ちょっと風変わりな野菜や果物に出会えるのもポイントです。
そろそろ旬のポポーも、都会ではなかなかですが、しまなみでは会えます。
野菜・果物を楽しみにしまなみへお越しください。