暦の上ではとうの昔に立秋を過ぎていますが、
まだまだ暑い日が続くしまなみ地域です。
なるべく涼やかにでも夏の景色を楽しみたい。
そんな欲張りな方にぴったりのしまなみを楽しむプランを考えてみました。
サイクリングでも、公共交通機関利用でも、マイカーでも大枠は同じです。
各自どうしても訪ねたいところがあれば、適宜アレンジして活用ください。
※朝走るなら、島の西側。空気の温度が違います。
スタートは今治がよりオススメ
1つ目は、しまなみ海道への入り方の工夫をすることです。
朝にスタートすることを前提として、今治側からのアクセスをお勧めします。
その理由は、日の光が比較的弱いうちに、最も長い来島海峡大橋を通過できるからです。
そして、日中暑い時間帯を太陽に向かう方向ではなく、太陽を背にして過ごせるからです。
同じ温度で同じ風具合だったとしても、眩しい方向に向かっているのと、
逆を向いているのとでは段違いに体感温度が変わってきます。
とにかく島の西を周る
2つ目はなるべく島の西側を回ることです。
そうすることで日陰にいられる確率が高くなります。
とはいえ、脚力が問われるサイクリングの場合ですと、日の光と地形どちらを取るか、
を考える必要があるかもしれません。
(大三島のように、西側がアップダウン多めの島もあります)
その辺はご自分の状況に合わせて調整をお願いします。
暑い時間帯をしのぐ工夫
3つ目は、どうしても避けられない暑い時間帯を乗り切る工夫をいくつか考えることです。
例えば以下のような方法はいかがでしょうか?
・海に入る
・船利用
・屋内活動
単純な屋外活動と比較して、日焼け止めの工夫など気にする部分はありますが、海水浴はお勧めです。
がっつり顔までつける、ざぶざぶ泳ぐとなると少々ハードルが高いかもしれません。
でも少し足をつけてみるだけでも涼はとれますよ!
好みに、状況に合わせていいあんばいを探してみて下さい。
暑い時間の移動に船を利用すると言う手もあります。
船室であればクーラーもしっかり効いていますし、
室外でも風を切って走るので、ずいぶんと体感温度が違うはずです。
そして何より自分でクルマを運転したり、自転車をこいだり歩いたりしない分
ほぼ汗をかかないので楽チンかつ快適です。
暑い時間帯は屋内で過ごすと潔く決めてしまうのも良いでしょう。
塩作りの工場見学、見た目に涼やかな日本画の鑑賞はいかがでしょうか?
そして暑い時期は朝から晩までずっと活動しない、というのはどうでしょう。
自力での移動を半日程度に抑え、お風呂に入ってしまうのもありです。
瀬戸田港近くのYUBUNEは宿泊施設でありながら、お風呂は日帰り利用も可能でオススメです。
ここで風呂に入ったら、残り尾道までの半分は、船でショートカットするのも選択肢の1つです。
せっかく汗を流しても、再び汗だくになってしまってはもったいないですから。
決して無理せず、暑い時期の活動を楽しめますように。
ヒントになれれば幸いです。