1より2に増やせ、は猫にも言える?

1つのものに集中せずに、2つ以上に分散させる生き方を長らくしてきました。
そんな中でこれだけは1のままずっと来たな、というものが唯一あります。

それは一緒に暮らす猫様の数です。
普段何もなければ、大人の頭数までは面倒が見られるかなと思うのですが、
災害時などを考えるとケアが行き届かなくなることを恐れ、ずっと一人っ子政策で来ていました。

そのやり方にそろそろ限界があるかもしれないなと思ったのが、花火くんの脱走事件です。
島で暮らし始めてからも何度かやっているのですが、今回はなんとクレセント錠を自分でこじ開けて出て行ったのです。
家は十分に広いのですが(建物だけで100坪)、猫様にとっては足りないようです。

これは遊び相手を迎えるしかないなと思わずにいられない瞬間でした。

何か1つのことに集中するのはもちろん素敵なことですが
二つ以上にする価値を考えてみました。


※セルフ散歩中の花火くん@佐木島・三原市

仕事

リスクヘッジの観点もあり、コロナ以降特に収入源を分散させてる考え方が一般的になっています。
一生この会社で勤め上げますと思っている人も最近は珍しいかもしれません。
むしろ天然記念物レベルでしょうか?

ただどうしても踏み切れないと言う人が多いのも事実ではあります。
働き方によってはそもそも拘束時間が長すぎて、複数のことをやるためのリソースが全く割けないことも多いでしょう。
でも、そこで諦めるのではなくて自分ができる本当に小さなことであっても
トライしてみる価値はあると思います。

車を手放して家の駐車場が余っているのだったら
タイムズレンタカーに貸してしまうのもありかもしれません。
都会なら近所のマンションの方の利用も見込めたりしますよ!

もっと簡単なところで言えば、
メルカリでいらなくなったものを人に譲って、収入を得ることだって別の仕事と言うことができます。
何も、たいそうなことでなくとも、小さく始めてみることで
そこから何かもっとすごいアイデアが生まれるかもしれません。

趣味

趣味も1つの世界でずっととなると、間関係が固定しがちです。
結果、新しいものに挑戦する気力が放っておくとどんどん下がっていくのがわたしは辛いので、
死なない程度に手広く興味が湧いた事はやってみる主義を通して生きています。

もちろん自分が合わないのに、そこの人間関係が欲しいばかりにやるっていうのは全くお勧めしないのですが、
少しずらすだけでも集うメンツがガラリと変わり面白いですよ。
例えば私はアウトドアでランニングとサイクリングをメインに楽しんでいますが、
ランニング仲間とサイクリング仲間は被っているようでそうでもないのです。
地方都市ですらそうなので、都会暮らしの方にはきっともっと多様性を楽しんでもらえるはずです。

猫は仲さえ良ければ、2匹でまとまって遊んでくれるので、
生活のコストかかる以上にメリットも大きいと考え直しました。

屋内で遊んで疲れてくれれば、脱走常習犯の花火くんも
わざわざ外に出て行かなくても、きっと満足できるはずです。

とは言え一人暮らしの私にとって2匹災害時に移動させるのはそれなりに工夫が必要ではあります。
ただ、大都会と異なり、とにかく人が少ないので、その分周りに気を使わずに過ごせることが期待できるので、ま
あいいか(避難所がパンパンとかありえない)という結論に至りました。

9月になり、お迎えするかも?という猫さんがトライアルでやってきます。
1より2の方が楽じゃん!と今回もなるのかどうか、楽しみです。

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