しまなみから近い穴場の島

しまなみ海道から比較的簡単にアクセスができる穴場はいくつかあります。
今日はそんな場所の1つである、ゆめしま海道のいちばん端っこ、
弓削島(ゆげ)のお話です。


※弓削島でおすすめのお店のひとつ@愛媛県上島町

景色も街も楽しめる

アクセスの良さと景色の良さは、反比例、トレードオフのケースが多いのですが
弓削島はどちらもおいしいところどりができる、稀有な存在です。

因島からだと本当に目の前で、船の便数も1時間に2-3本と比較的多く
しかも大人片道100円、自転車180円とお手頃で気楽に行き来ができます。
そして、太っ腹なことに、往復割引もあります。

さらに、この路線はこの辺りでも珍しく、PayPayが使えるんです!
荷物を極力減らしたいサイクリストにとっては最高ですよね。

島の北側、因島と向かい合っている側が街で、
ちょっとしたショッピングセンターあり、水着で入るユニークな潮湯施設がありと賑やかです。

逆に島の南側はひっそりとしてあふれる自然を楽しめます。
初心者だとちょっと電動の力を借りないと厳しそうな坂もありますが、
しまなみ海道やとびしま海道とはまた雰囲気の違う、海メインの景色を楽しめます。
燧灘(ひうちなだ)は島少なめなので。

魅力あるお店がちらほら

小さめの島ながら、魅力的な店が複数あります。
旅の楽しみの1つは、グルメだったり、お土産だったりする方も多いでしょう。
そんな方にはもってこいです。

パンだけでなく、お土産にできる焼き菓子もある写真のお店、
Kitchen 313 Kamiyugeはおすすめの一つで、古民家を改修した素敵な空間です。
また港の近くには昭和臭ブンブン漂うお好み焼き屋さん、西野お好み焼き店があります。

新しいものも古いものもどちらも魅力的なのです。
自治体が移住促進に積極的なのでどんどん新しい方が来ているようです。

あまり混んでいない

そして、最大と言っていいかもしれないおすすめポイントが混んでいないことです。
弓削島は因島から目と鼻の先ですが(船で5分・尾道から向島レベル)観光客でごった返していると言うことがまずありません。
しまなみ海道本線と違い、高速が通っておらず、
大型バスで乗りつけるのが難しいことがその原因と思われます。
サイクリストの団体客は0では無いのですが、遭遇率はしまなみ海道やとびしま街道と比較するととても控えめです。

綺麗な景色も楽しみたいけれど、お店に入って長く待ったり、
自分の好みのペースで道を走れないのは辛いなと言う方は、ぜひ検討ください。

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