しまなみリピーターの満足度を上げる工夫

先日関西時代のサイクリスト仲間とともに
2日連続でしまなみサイクリングに出かける機会がありました。

全員がしまなみへ何度も来ていて、ある程度詳しいこと。
また舌の肥えた方が多いこともあり、
久しぶりにしっかりと頭を使ってルートを提案しました。

リピーターであっても満足度を上げられるための工夫をお話しします。


※横道に逸れると楽しいよ@生口島・尾道市

船旅を追加する

しまなみサイクリング推奨ルートになっている
尾道から向島の渡船はもちろんなのですが、
それ以外にもなるべく船旅を追加したコースを提案しています。

この辺りはテッパンです;

呼び鈴で呼び寄せる船
面白ネタになる国道フェリー
ハーフしまなみに便利なサイクルシップ
愛媛への近道フェリー

しまなみ瀬戸内の民にとって、船での移動は日常すぎる当たり前の行為なのですが、
ほとんどの別地域の方にとってはそうでは無いのです。
ちょっと目の前の島に渡るだけでもいいので、
船を使うコースを組むと旅感が増して喜んでいただけます。

裏道・脇道を選ぶ

2つ目はしまなみのブルーラインを少し外れてみることです。

道によっては荒れたところや急さかで険しいところもあるため、
メンバーの体力やスキル、そして車体性能を考慮する必要はあります。
みかんばたけの農道は、作業のない時期だと枝が落ちたり、小石が転がったり
細めタイヤやリムブレーキには厳しい状態のこともあります。

とはいえ、冒険度も高めのものから香り付け程度のものまで多種多様なので
試してみる価値は十分にあります。
特に向島の裏道はブルーラインからほんの少し外れただけでもがらりと印象が変わってお勧めです。

同じ場所なら逆向きに走る

今回のように2日連続でサイクリング行程を組む場合、
特に気をつけているのは、同じ場所なら逆向きに通ることです。
もしくは通過する時間帯を変えます。そうすれば景色が変わりますから。

同じ場所を通ることになるのはある程度は仕方ないけれど、
あがけば意外と新鮮に楽しんでもらうことが可能です。

案内する方からしたら、いつもの道であっても
案内される方にしてみれば見慣れないので、
ちょっとした工夫であっても目新しく映るはずです。
またこの道かと思わせてしまっては、せっかくのサイクリングが台無しですので。

しまなみ愛好家の方がルートを考える際の参考になれたら幸いです。
船も一ヶ所程度でしたら、かっちり時間計算せずともなんとかなります。
ぜひ、試してみてください。

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