しまなみ海道を普通に走るだけはもういいや。
そんな方にぜひとお勧めしたいのが、しまなみのハードな楽しみ方です。
わたし自身が実際経験してみて
同じフィールドでもこんなにきつくできるのか!と感心した順にお話しします。
しまなみには大して山がないとかトレーニングにちっともならないと思っている方は多いです。
ですが、やり方次第では、いくらでも強くなるための練習ができますよ、と言いたいです。
※観音山からの眺め@生口島・尾道市
しまなみタイムトライアル
1つ目は端から端まで片道約70キロのブルーラインを使って
走行時間を縮めていく挑戦です。
インバウンドの人々に加えて、日本人サイクリストも数が増える週末や祝日には
なるべく避ける方が賢明ですが、安全を考慮した上ではありだと考えます。
わたし自身は母をデイサービスに送り出して、彼女が帰ってくるまでの8時間弱で
どこまで行けるか?というチャレンジを介護中によくやっていました。
お尻があると火がつけられますからね。
そしてもし万が一体調や機材にトラブルがあったとしても、
船(でのショートカット)を使えばリカバリーができるのも安心です。
全周する
比較的わかりやすくかつそこそこきつくて、オススメなのが全島全周です。
伯方島、大三島など、島によってはかすめるレベルのブルーラインではなく、
しっかりと外周を走ることによって走行距離は約250キロになります。
ですので、それなりにハードなサイクリングが可能です。
あまり無茶はしたくないけどチャレンジはしてみたい。
そんな方にオススメなのがこちらです。
自分が走ったログを見て思わずニヤリとできるのも間違いなしです。
アップダウンが少ないと言われるしまなみですが、外周はそうではありません。
大三島もそうですし、因島の南側(水軍スカイライン)、大島の南東部などは
足に覚えがある人にもきついと感じられる箇所が多々あります。
全周プラスヒルクライム
最後にド変態チャレンジです。
上述の全周をしつつ、ヒルクライムを追加します。
1つの島で1本だけ、と厳選したとしても、走行距離300キロ、
獲得標高は3000メートルを超えてきます。
実はこのチャレンジを先日の夏至の日に決行しました。
昼の時間が長い分楽に長く走れると踏んだのは大きな間違いで、
日中かなり暑くヘロヘロになってちょうど半分でダウン、という結果に終わりました。
何を隠そう、わたしは暑いのが極端に苦手なのです。
明るい時間帯が長ければいいってことではない、と気がつきまして、
その反省をもとにもう少し涼しくなってからライトをがっつり用意して
夜間走行大前提とした上で再チャレンジしようとしています。
ブルーラインの往復だけでは物足りないよと言う方、
ぜひ挑戦してみてください。