島倉氏が始まって以降、運動不足解消のために
徒歩で移動する割合を増やしています。
島の中でも特にわたしがお気に入りでよく歩く場所をご紹介します。
港スタートではなく、島内循環バスやレンタサイクル、
あるいはご自身の車などで途中まで来て、そこから歩くのもオススメです。
ぜひ旅の参考にしてみてください。
※佐木島の東海岸から本土を望む
須ノ上から佐木港
1つ目は、我が家のある島の東側の地区、須ノ上(すのうえ)から
半時計周りに佐木港方面に向かう道です。
港から港までカウントすると約2キロの距離があります。
魅力は景色が変化に富んでいることです。
スタート地点、須ノ上からは、しまなみ海道の生口橋が美しい姿を見せてくれます。
海をへだてたお向かいは因島で歩くに連れて細島、
そして最終的に無人島の宿禰島が見えてきます。
尾道から瀬戸内に向かう船や三原から因島に向かう船も行き交い、賑やかなのが特徴です。
船の種類は旅客船が多く、貨物船は少なめです。
が、内海造船関連の台船など面白いものが見やすいのもこちらです。
大潮のときには大規模な岩場が現れたり見所が多いです。
この辺り、島と島との間隔は比較的近いので、いかにも瀬戸内しまなみの雰囲気が楽しめます。
道はほぼ平坦なので気楽ではありますが、日陰は少な目です。
ですので、夏場であれば、朝晩の涼しい時間帯がオススメです。
長浜海岸
佐木島の中で最も横幅のあるビーチがあるのがこちら長浜海岸です。
とにかく広々としていて、島と島との感覚も東側地域よりも距離があるため
広がりを感じる景色に出会えるのが魅力です。
海の向こうは三原の須波の町並み。
さらに南西方向へ目をやると、今治造船の工場が見えます。
大きなサイズの船が威風堂々と止まっている姿も眺められます。
この海域は、貨物船、旅客船ともに行き交う賑やかなところです。
たくさん船を見たい方はぜひここで散歩することをお勧めします。
お隣瀬戸田の内海造船で、建造中の大型船が試験運行などの理由で
沖に停泊しているのも運がよければ見られますよ!
お勧めの時間帯は何といっても夕方です。
海と空が一気に茜色に染まる瞬間は息を呑む美しさです。
大野浦海水浴場近辺
最後に三原の町並みと対面の大野浦海水浴場です。
少し足を伸ばせば映えスポットになった佐木島の灯台もあります。
港から近く歩いて行けるのが何よりの魅力です。
また、夏のシーズン中はお手洗いも利用できますので、港まで戻らなくても大丈夫で安心です。
さらに、海の透明度とゴミの少なさは格別ですね。
小佐木島との間が漁場になっているので、
小さな漁船もどんどんやってきて、景色は常に賑やかです。
とはいえ、夏のお盆の時期以外はほぼ独り占めで楽しめるのが佐木島のいいところです。
ご安心ください。