海だけでなく山も近いのがしまなみ

すぐ海に行ける、場合によっては玄関からビーチまで数秒。
そんな海の近さは間違いなくしまなみ地域の魅力です。

が、山も近くて楽しめますよ!
と声を大にして言いたいです。

先日、地元民でないサイクリストの方々を
しまなみの山方面にご案内する機会がありました。

そこで、しまなみって山も楽しいんだね!
と口々に言っていただくことができました。
ありがたいことです。

つい、有名な海の方を推しがちですが
しまなみならではの山の魅力をお話しします。


※少し山に入るだけで棚田もありますよ@尾道市

海岸から5キロ程度で秘境感

いちばんには、街から山へのアクセスが容易なことです。

たいていの場合、海岸線から5kmも進めば、いい感じの山間地が現れます。
場合によっては数百メートルで、ということもありえますが。
(向島の南東部あたりは典型的です)

尾道で言うと、木ノ庄町や美ノ郷町あたり、
三原で言うと、中之町や深町、西野町あたり。
福山だと、沼隈半島あたりがおすすめです。

信州や、四国山地、紀伊山地に匹敵するような
ただひたすらにのどかな景色を、より気軽に楽しめるからです。

山から海を眺める楽しみ

山から海を眺めるというと、ハードルが高そうですよね。

少なくとも、いわゆる本気の山からだと難易度は上がります。
例えば紀伊山地だと1000メートル級のところまで登らないと
さすがに海を眺めるわけにはいかないでしょうから。
それが違うのが、しまなみです。

前述した町では場所によっては、瀬戸内海を望めるポイントがあります。
標高だと数百メートルです。
しかも300とかその程度です。

少しの手間で、成果たっぷり、運動した感。
とてもお得だと思いませんか?

景色に飽きづらい

もう一つの魅力は、歩くにしろサイクリングにしろ
景色にかなり変化があって飽きづらいことです。

同じような景色の中ひたすらずっと登り続けるとか
なんというか、もはや苦行ですから。

集落を過ぎたと思ったら、ひっそり誰もこなさそうな場所で謎看板が登場したり。
薄暗い森をずっと進むのかと思いきや、
突然ハウス栽培の葡萄畑が出現したり。
どうやってそこに車入れたの?
と悩むほど急峻な斜面の上の方に家があったり。

芸術作品のような美しいカーブの棚田や、手積みの石垣。
茅葺き屋根の風情ある住宅だけではない面白みもあります。
距離的に近い集落同士でも、家や畑の雰囲気がガラリと変わります。

しまなみのお山にぜひ遊びに来てください。

 

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