保護猫の花火くんを家族に迎えて約半年。
地方都市で自然豊かな場所に暮らしていますが
彼には家の中で過ごしてもらっています。
猫たちを外に出すか(散歩に連れ出す、というパターンもありますが)
出さないか、は永遠に論争がありそうですが、
わたしは「出さない」を貫いています。
その理由をお話しします。
※重たい扉をこじ開けて「冒険」に出かけたのち、爆睡
メリットよりデメリットが大きいと感じる
外に出す、出さないどちらもそれぞれメリットとデメリットがあります。
わたしは出すことのデメリットが大きい、と思うのでやりません。
そして出す方が良いのだ、という方を否定することもしません。
彼らは彼らで出すことにより多くのメリットを感じているはずですから。
そこでケンカする意義はないと思います。
認識の違いはあえて飛び越える必要もないでしょう。
猫というもの、不調を上手に隠す生き物です。
人間なら泣き叫びそうな痛みでも表情に出しません。
なので、鈍感なシモベ(人間)の初動が遅れる可能性は常に大きいもの。
そうなると、外出することによる感染症のリスクは
最小限に抑えたいところです。
一日でも長く一緒にいたいというエゴがある
外で暮らす猫と室内飼いの猫を比較したとき
どう頑張っても平均寿命は後者の方が長くなります。
病気や怪我のリスクが少なくなるわけですから当然です。
あなたのエゴでしょ、と言われても
やはり花火くんとは一日でも長く一緒にいたいと思っています。
お外は確かに猫にとってワンダーランドです。
キャットタワーでは作り出せない大きな木もありますし
虫や鳥の声もたくさんで全方位刺激だらけです。
きっと楽しいだろうな、とは思います。
でも、寿命やケガと引き換えにはしたくないのです。
猫嫌いの人のところに行ってほしくない
三つ目は、猫嫌いの人のところにうっかり入ってほしくない、というもの。
猫様をコントロールする、なんておこがましいのですが
家の中で暮らしてもらっている分には、避けられるリスクですから。
大阪に暮らしていたときの裏手の住人がそうでしたが
猫が嫌いでたまらん!という人は一定数存在します。
大好きでたまらないわたしからしたら想像しにくいですが
好みなのでもうどうしようもありません。
むしろ、畑や庭がある地方都市の方が問題になりそうです。
うちの庭でお手洗いをした、とか、苗を植えたばかりのところを踏みつけた、とか。
避けられるトラブルは回避したいので
自然たっぷりのお外は見てもらうだけ、を続けます。