多拠点暮らし楽しんでるよね!と言われまして。
おおそうだった、と気づいたくらいこの暮らしに馴染んでいます。
とはいえ、家族に猫様がいるのでアドレスホッパーには程遠いですが。
この春で、会社と自宅の往復から卒業して五年目になりました。
場所の自由を得たことで、のびのびと暮らしています。
ADDress会員として、限りなく生活に近い旅を楽しんだり。
ひとめぼれしてしまなみで古民家を手に入れてみたり。
生家の片付けがてら、山暮らしを楽しんだり。
念願の離島暮らしは今月末にスタートしますが
引き続き、それ以外の場所での滞在も楽しみつついくつもりです。
多拠点で暮らす楽しみとその成果をお話しします。
※拠点がいくら増えても5月中旬はしまなみにいたい@佐木島・三原市
ものの無駄を減らせた
ひとつめはあれもこれも、、、と欲張りがちな性格を抑えて
シンプルな暮らしに少しずつ傾いていっていることです。
本当にないと困る。
そんなもの以外は要らない、と頭と体にインストールできました。
複数の場所で暮らそうとすると、拠点間の異動が発生するので
たくさん持つことが不利にしか働きません。
そのおかげで、あったら便利、レベルのものを
いさぎよく手放す良いきっかけになりました。
とはいえ一直線にそうなったのではありません。
運ぶ手間を省こうと、全拠点に同じものを用意しかけたこともありました。
ただ、これはこれで消耗品だと在庫管理が面倒だったりします。
そして完全に同じ状況は作りにくいので、
あるものとないものがわからなくなるとか。
あれ今どこだっけ?と考える手間が面倒とか。
いやはや、時間的にもお金的にももったいない話です。
解脱できてよかったです。
時間の無駄を減らせた
管理すべきものが減らせたことで、それに欠ける手間と思考も減らせました。
数字で明らかに見えるわけでもないので、
その事実に気がつくのに少し時間はかかりましたが。
やろうと思ったことを、すぐできるようになって
あ、余裕が生まれたんだな、と気づいたわけです。
性格では無かったんです。
ものをたくさん持つ、物に囲まれて暮らすということは、
物理的な場所も食うし、頭のリソースも持っていかれるということだなと。
どこでも楽しい、に一歩ずつ
嬉しい気持ちの変化もありました。
それは、どこにいてもそれぞれの良さを味わえることです。
嫌いすぎた生家の山あいの風景も、改めて眺めてみると良いものでした。
緑がとにかく目に優しいので、春先は特に心地よいです。
大阪は都会すぎて辛いと思っていましたが
一旦離れてみると、やはり人が多い分便利さは素晴らしいです。
長居はしたくないですが。
我が家が唯一の拠点だと、そこでしか寛げなくなるかも?
どこでも楽しい方がいいわたしのような人間には
あちこちに居場所があるのはありがたいです。
似たような性格の方、ぜひしまなみを一拠点としていかがでしょうか?