三原市、佐木島でのゲストハウスオープンまで
早いものでひと月を切りました!
練習にちょうどいいや。
そう思い、生家で一足先に始めたゲストハウスですが
本人が思っていた以上に狭かった心を広げるのに役立っています。
2月から初めて現在3ヶ月ちょっと。
当初は「しないで」をたくさん言いがちでした。
でも今は、愛猫を脱走させなければもうなんでもいいや、
くらいに割り切っています。
これまでわたしが経験した「事件」と共に
まあいいか、に至った思考を振り返ってみます。
※みかんの花の良い香りが漂う季節、最高!@尾道市
玄関で靴を脱ぐ、とは
日本的習慣のナンバーワンかも。
そんなな位置付けにある、玄関で靴を脱ぐこと。
相手の国の言語で説明したとて、
さらにはお手本を見せたとて、
なかなか思うような動きをしてくれないものです。
日本に暮らしている方なら、通常、靴を脱ぐタイミングは
玄関に入って、靴で歩く場所から上がる(高低差は家によりけりでしょうが)ときでしょう。
それをやってみせても、不思議なことに、だいたいそうはならないのです。
我が家にやってきたゲストでいちばん多いのがこのパターンです。
・玄関入って扉の近くで靴を脱ぐ
・そこから数歩(わたしが靴で歩く場所を)歩いて家に上がる
また、出かけるときは、段差の上側(家のフローリング)に靴を置いて
そこで靴を履く方もちらほら。
彼らにとって、玄関で靴を脱ぐ、と言うのは
この辺りで着脱を行う、くらいのイメージになるのでしょうね。
さすがに泥や砂が屋内に上がるのは困るので
背景を説明しつつ、都度説明することにしました。
言葉って奥深いです。
炊飯器の内釜は鍋ではない
わたしのところでは、ゲストに料理は出していません。
ですので、キッチンを使って各自料理をしてもらうのですが
「それやる?!」が最も起こりがちなのが台所です。
先日は、あわや炊飯器の内釜が直火にかけられそうになる。
そんな事件が起きました。
まあ、確かに見た目は完全に、鍋ですもんね。
深さもいい具合ですし、仕方あるまい。
それ以降、キッチンの説明に加えて
内釜はその機械でだけで使ってね、と言うようにしました。
電気ポットを直火にかけるのと同じだよ、と説明するといいかもしれません。
日本でも象印STANのように、直火もOKのものがありますが
こっちは確実に少数派ですからね。
相手に決して悪気はなく、単に知らないだけです。
なので怒っても仕方ありません。(今回火事にならなくてよかったですが)
説明することとコミュニケーションを横着しないことが肝要です。
元の位置、の定義を考える
使ったものは元の位置に戻しなさいよ!
と思っていたのも、とあるゲストのおかげで
もういいかなあと思えるようになりました。
・何故か、位置が90度ずれている
・同じ部屋の中にはあるけど違う場所にある
・人感センサーライトの主電源が必ず切られる
特に困らないことに関してうるさくうるさく言うのも手間ですし
わたしが「ヨシ」とすればいいだけじゃん、と思ったら楽になりました。
本番前に練習が積めて本当に良かったです。