先日、日帰りで香川県高松市に行ってきました。
そんな話を友人としたところ、
「えらく遠くまで行ってきたんだね」
という反応をちらほらいただきました。
瀬戸内海を挟んだ広島からすると遠い、
と思われてしまったようです。
ちなみに目的地は、我が家から120Km。
東京都心から同じ距離だと、山梨県の南アルプス市あたり。
さすがに日帰りの距離ではない感じなのでしょうか?
人によって多少感覚の違いはあるのでしょうが。
しまなみ界隈だと、片道120Kmくらいなら
十分日帰り圏内だな、と感じます。
瀬戸内暮らしってお得だな、と改めて感じています。
※香川といえばさぬきうどん@高松市
四国が近い・九州も大阪も近い
なんといっても、気楽に行ける範囲に
バラエティ豊かな文化圏が散らばっていて楽しめます。
中国地方から四国の行き来はしやすいですし
九州や大阪もちょっと足を伸ばせばすぐです。
物理的な距離はさておき、心理的に近いのです。
しかも、ちょっと移動するだけで
街の雰囲気も、道ゆく人も、食事のトレンドもガラリと変わります。
例えば、四国のお雑煮はあんもちを入れることで有名ですが
これは、海を挟んですぐ向かいの広島ではあり得ない話です。
そして極め付けは、島それぞれの文化が残っていること。
しまなみ海道をはじめとする橋がかかって行き来がしやすくなったため
ある程度薄れてきたものの、島それぞれに独自の雰囲気はなお根強いです。
交通手段の選択肢が多い
二つ目に、この界隈では交通手段が選び放題なことです。
船に電車、新幹線、自家用車。
そして高速バスもあります。
今回、高松では友人たちと会ったのですが
それぞれの交通手段が見事にバラバラでした。
近所の方は、シェアサイクル、少し離れた方は電車。
わたしも電車。隣の県から来た方は自家用車。
関西圏からの方は、高速バスでした。
選択肢自体の多さもさることながら、
好きなように選べるって嬉しいですよね。
いつもは自家用車だけど、今日は混みそうだから電車にするか、
なんてことも気分次第でできますから。
ほどよく人がいない
そして、ほどよく人がいないのがメリットです。
例えば、大都市圏だと、自家用車での移動は困難を極めます。
道に出れば渋滞。店についても入庫待ち。
買い物も人混みをかき分けながら。
帰り道も大渋滞で疲弊、なんてことがザラです。
そもそもそこに暮らす人間が多すぎるのです。
かたや、瀬戸内しまなみであれば、
地方都市でひと桁人口が違う分(ふた桁かも)
動きたい時に、動きたいように動く、ができます。
その分、都会にないものもありますが
ストレスなく行動できるのはとてもありがたく感じます。