柑橘がお手頃にたくさん手に入るしまなみ地域です。
みずみずしい柑橘を単に食べるだけでも十分なのですが
もっともっと楽しみたい方へ幾つか提案します。
※もぎたての柑橘たち@高根島・尾道市
柑橘の手仕事に挑戦
まずは柑橘の手仕事にトライすることです。
手仕事というとちょっと大袈裟かもしれません。
できそうなものから試してみてください。
・無農薬レモンでレモンシロップ
密閉できる瓶に、薄切りのレモンと砂糖、もしくは蜂蜜を入れて保管。
お好みで生姜(パウダーがおすすめ)、ペッパーを入れてもマル。
・皮を干して入浴剤に
1週間ほど干して、お茶パックなどに入れて浴槽に浮かべるだけ。
爽やかな香りを楽しめます。
・柑橘ピール
皮を砂糖で煮詰めて乾燥させると、お手製ドライフルーツの出来上がり。
たくさんいただいた時におすすめです。
・絞り終わったレモンでお掃除
シンクを磨くとびっくりするくらいピカピカになります。
生ゴミにしてしまう前に、ぜひ活躍してもらいましょう。
直接農家さんから買う
二つ目は、柑橘を直接農家さんに出向いて購入することです。
・輸送費が乗らないので、より手頃に入手可能
・生産者の顔が見える安心感あり
・輸送時間がない分、より新鮮
・摘み取り体験もできることがある(お子さんは特に嬉しいでしょう)
先日、恩師のつてで初めて直接購入をしたのですが
輸送費って馬鹿にならないのね、としみじみ感じる価格設定でした。
そして、とにかく新鮮でみずみずしいことに驚きました。
たとえ産直であっても、出荷されてから店先に並ぶまでにワンクッションあ離ます。
どうしてもその間に水分が飛んでしまうようです。
直接購入は、自家用車がある方には特におすすめです。
大箱を買っても楽々持ち帰りできますから。
援農してみる
三つ目は、援農をやってみることです。
柑橘農家では高齢化が進んでいます。
冬場に外で行う摘み取りの仕事は決して楽ではありません。
これを手伝ってくれる人がいるなら大歓迎、というのが
大多数の農家のみなさんの気持ちのようです。
援農とひとくちに言っても住み込みで数ヶ月ガッツリやるようなものから
1日から気楽に申し込めるものまでさまざまです。
ここのみかんが美味しい!
そう思う農家があれば、直接の交渉を試みてもいいかもしれません。
実際わたしが伺ったところは、援農プログラムなどには参加していませんでした。
日々の仕事だけで手一杯で、SNS発信までとても手が回らないと。
お宿に泊まる方に、摘み取り&食べ放題体験どうですか?
とありがたい提案をいただいたので、来季取り組んでみます。
どうぞ、お楽しみに。