冬こそ、しまなみへ

梅雨明け宣言が発表された地方も多く、
いよいよ夏本番到来のこの時期になぜ冬の話?と思われたかもしれませんが、
冬こそしまなみ街道にお越しくださいと、声を大にして言いたい理由をお話します。

冬が近くなってから冬の話をしても、さぁ行くぞと
すぐに旅の予定が立てられる方ばかりとは限りませんので、
今のうちにと宣伝しておこうと思っているわけです。

さて、気候が穏やかで、晴れの日が多いのがしまなみ地域の冬の特徴です。
風が吹きあれ船便が欠航するような大荒れの天気になる事はめったにありません。

そんな冬シーズンの特にお伝えしたい魅力は3つあります。

  • 空気が澄んでおり美しい景色に出会える
  • 観光客が少なめでゆったりと楽しめる
  • どのタイミングでもおいしい柑橘がある

※冬の朝、三原市糸崎町から望む佐木島

空気が澄んでおり美しい景色に出会える

1つ目は、空気が澄んでおり、景色がクリアに見えることです。
昼間に遠く四国山脈の山々が見渡せるのはもちろんのこと、
夜、月の光に邪魔されないタイミングでしたら、ちょっと街外れまで足を伸ばすだけでまさに星降る夜が楽しめます。

また、空気と海水との温度差ができることから、朝方に幻想的な海霧が発生しやすいのもこの時期の特徴です。
自然の風景をめでたい方、大自然の中でくつろぎたい方、
さらにそういった風景を写真に収めたい方は、ぜひ冬場の旅を検討してみてください。

観光客が少なめでゆったりと楽しめる

2つ目は、他のシーズンに比べて観光客がグッと減ることです。
飲食店で行列に並んだり、サイクリングロードで渋滞が発生したりと言った困り事が発生しにくくなります。
ですので、自分のペースでゆったりと旅を楽しみたい方に特にお勧めします。

海の近くだから風が吹いてとても寒いのでは?と言う心配はご無用です。
しまなみ地域は、ぐるり囲まれる海に保温性があるおかげで身を切るような寒さとは縁遠い地域です。
それでもちょっと心配と思われる場合は、体幹や首元を温めるものをもう1枚増やしてみてください。
ずいぶん感じ方が違うはずです。

どのタイミングでもおいしい柑橘がある

3つ目は新鮮でおいしい柑橘類が次から次に出てくる点です。
収穫時期やそれぞれの特徴をまとめた柑橘カレンダーがありますので、
ご自分のお好みに合わせて狙いを定めて旅してみるのはいかがでしょうか?

道の駅や、サイクリングロード沿いに設置された無人販売所でお手頃に生の柑橘を買ってみるのもよし、
しまなみ地域ならではの柑橘大福(あんこの甘さと柑橘の酸っぱさのハーモニーが絶妙です)に舌鼓を打つもよし、
柑橘を使った調味料を買ってみるもよし、柑橘もぎ取り体験を試してみるもよし、
鈴なりになった柑橘類を眺めながら、良い香りも楽しみつつウォーキングやサイクリング、ドライブのアウトドア活動をしてみるもよし。

穏やかなしまなみの冬を楽しみにぜひお越しください。

 

 

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  1. Lazuli
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