心身ともに元気に生きていくためには
好奇心がすべての原動力だと感じます。
しまなみ暮らしに舞い戻ってつくづく感じるのが
ここにいると自然と好奇心の炎を絶やさずいられるということ。
生活のあちこちで、刺激が多いのです。
悪いと普通は思うことであっても
好奇心の火種になると思えばありがたいことです。
※好奇心の塊?@三原市
気になる路がいっぱい
一つ目は、気になる道がそこらじゅうにあること。
あの先に何があるんだろう?
そんな気持ちでつい、歩き回りたくなります。
散歩の途中で寄り道をしたくなります。
ひなびた山間地まで足を伸ばさなくても
街中でもそんなワクワクする場所に出会える。
これが魅力です。
合理化の影響を受けぬまま、ひっそりとある小径。
まっすぐ進ませずにくねくね折れ曲がった道。
外敵の侵入を防ぐかつての作りがそのままなのでしょう。
しまなみ界隈では特に、尾道や竹原の街歩きが楽しいです。
映画のセットのような雰囲気で非日常を味わえますよ。
都会では見かけない野菜がたくさん
二つ目は、食材の豊富さ。
大手のスーパーに行けば、ほとんど大都市圏と変わらぬ光景です。
ただ、スーパーの中でもときおりある産直コーナー。
道の駅や田畑のそばにある無人販売コーナー。
こういった場所をのぞくと、ワンダーランドが広がります。
よもぎ、せり、あけび、芋のつる。
それ食べるの?
と思うものが並びます。
食いしん坊の方なら、どうやって食べようかな?
とワクワクすること請け合いです。
そういえば、わたしは先日「天ぷらセット」なる
よもぎとハコベを道の駅で入手しました。
チーズを挟んで餃子の皮に包んでオーブン焼きにしたところ
パリパリと程よい苦味で楽しめました。
外に油が飛ばないので、片付けも楽チンでおすすめです。
思わぬことが多い
三つ目は、思わぬことが起こりやすいこと。
しまなみ界隈だと、自然と背中合わせの暮らしです。
街として整備されていて、自然からある程度の距離がある都会では
まず考えられないことがしょっちゅうあります。
その最たるものは獣害。
うち、農家じゃないし。
そもそも、美味しそうな植物ないし。
(長らく空き家だったので、防犯対策として、観賞用の植物も伐採ずみ)
そんなところに獣がやってくるとは思わないでしょう。
だがしかし、なぜかイノシシがやってきたのです。それも複数回。
おかげさまで、その都度対策で頭を捻らせてもらっています。