しまなみの海と空に飽きたら街へどうぞ

海も空も山も素敵だけれど、ちょっと飽きちゃった、とか、
街も楽しんでみたいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

美人は三日で飽きるだなんて言いますが、
絶景もずっと眺めていたらありがたさも半減するかも?

しまなみの自然がお腹いっぱい気味になった方におすすめしたいのが、
しまなみ海道本州側の起点である港町、尾道です。
街ならではの楽しみ方とその魅力をお話します。

自然の造形はもちろん素晴らしいのですが、
人間の作ったものも引けを取らないというのがわたしの持論でもあります。

尾道の風景については、あちこちですでにその魅力が語られているので
あえて再び言うこともないかもしれませんが、
一言で表すならば、街そのものが文学作品に登場しそうな趣ある街です。

海のすぐうしろにすぐ山の斜面が迫り、まるで迷路のような入り組んだ路地があちこちにあります。
この先進めるの?と自分が猫にでもなった気分で幅の狭い路地の急坂を登り
ふと振り返った時に見える街並みの向こうに輝く海なんてもう絶品でしかありません。

※全身でWELCOMEしてくれる猫さん@尾道

猫好きには極楽すぎる尾道

猫ジャンキーのわたしですので、まずは動物の魅力からお話しします。
尾道と言えば猫、猫といえば尾道、といっても良いくらい、猫が地域で大切にされている街です。

アーケード商店街の軒先に、港の隅っこに、お寺の境内に、線路の脇に・・・
猫たちがあちこちで伸びやかかつ愛らしい姿を見せてくれる街はなかなかありません。

自由気ままに闊歩する猫たちをみていると悩みもどうでも良くなってしまうかも?
猫がお好きならば、間違いなく癒しの効果がありますよ!
わざわざ猫カフェに行かずとも、そこかしこで猫の姿を楽しめる街、
旅のプランに加えてみてはいかがでしょうか?

なお、少しでも多くの猫さんに会うコツは、猫の活動が活発になるタイミングを狙うことです。
時間帯で言えば、真昼間より、朝夕の方がお勧めです。
時期で言えば、真夏真冬ではなく、いい気候の時期ですね。
気候が厳しくないときは猫たちもよりのんびり過ごしています。

アップダウンでいい汗かけます

尾道と言えば坂、でもあります。
急斜面に家々が張り付いているかの印象すら受けるかもしれません。

たとえ同じ1キロだったとしても、平坦地のそれと尾道の場合とでは価値が違います。
ぶらぶら散策するだけでも、たとえば全て徒歩で駅から千光寺公園辺りを往復すれば
かなりのカロリー消費が期待できますので、ダイエットにも良さそうです。

まあ、その分美味しいものの誘惑も多々ありはしますが・・・
管理人の当方は、ロープウェイ乗り場横にあるお土産屋のソフトクリームが大好物です。
レモンやハッサクなど地元産の柑橘を使ったソフトクリーム、ぜひ楽しんでみてください。

瀬戸内地方あるあるで、海抜ゼロからの長めになるので
標高の割にすごく頑張った感と、絶景が期待できるのもポイントです。

日本に一台の16人乗り自転車を体験してみよう

最後にちょっと変わったアクティビティをご紹介します。
それは、なんと16人乗りの自転車で巡る尾道ツアーです。

ドリンク片手に漕げる?
お酒もいいの?
16人どうやって並ぶの?

16人乗り、というテキストだけでは、全く想像がつかないですよね。
自転車歴が3歳からほぼ40年と長く、多少自転車に詳しいと自負するわたしでもこれは想像の斜め上でした。
ぜひ、リンク先サイトをのぞいてみてください。

尾道?何度も行ったことあるよ!という方でも、
あまり訪れていることのない区域を巡ることができるのもポイントです。
人数多めのグループでの観光に、特にお勧めです。
(人数が少ないと、それだけ一人の負担が大きくなります。汗だく必至です。)

しまなみの自然だけでなく、街もぜひ楽しんでください。

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