太陽のぬくもりを感じながら走るには

暑い暑いと言っていたのが嘘のように
すっかり空気がピリリと冷えてきました。

寒がりのかたにとっては、サイクリングなんてとんでもない。
そんな季節の到来です。

でもちょっと体を動かしたい。
そう思ったときに役に立ちそうなコツをお話しします。

冬でもなるべくぬくぬくしたいものです。

かくいうわたし自身は暑がりでいつまでも半パン着用。
しかしながら今シーズンは世間並みに防寒しています。

体を冷やしすぎると、免疫力下がるよ!
と言われて今更ながらびびっているのです。


※ある冬の日の夕暮れ、多々羅大橋から@尾道市

朝は西向き、昼以降東向きに進路をとる

ひとつ目は方角の工夫です。

背中に日の光が当たっていると
何ともポカポカあたたかいものです。

ですので、1日を通して太陽を背にできる方向に進むのが吉です。
ざっくりと朝は西向き、昼以降は東向きに。

太陽に向かって走るとあたたかさはさておき眩しいので、
潔く背を向けてしまうのがおすすめです。

そして、できれば、うっそうと木々が覆い茂った場所よりは
開けた海岸沿い、みかんばたけの中の道が向いています。
夏なら「丸こげになりそう」と思う場所が最適です。

日中のいちばん暖かな時間のみサクッと走る

二つ目は、時間の工夫です。

日中あたたかな時間帯だけ走る。
ただこれだけです。
ある意味とても贅沢な時間の使い方です。

めったにお休みが取れないので、1日であちこち目一杯観光したい。
そんな方には少し向いていないかもしれません。

昼間の穏やかな時間帯だけと決めて仕舞えば
朝夕の冷え込みを気にすることもなくなります。
気持ちも服(羽織もの)も軽くできて大変お得です。

南側・海岸沿いコースを選ぶ

みっつ目は、コースの工夫です。

冬場あたたかな思いをしたければ、

・南側にさえぎるものがない
・海のそば
・樹木が少なめ

の場所がおすすめです。
比較的初心者にも優しい前提で考えるなら

・向島の南側(尾道からのアクセス抜群・風景マル)
・生口島の南側(平坦かつ交通量少なく走りやすい)
・尾道〜三原〜竹原のさざなみ海道(電車エスケープしやすい)

この辺りが最有力候補です。
脚力に自信があるなら、以下もおすすめです。

・鳴滝山、筆影山、竜王山のヒルクライム
・因島の南側(かなりのアップダウンで交通量なく平和)
・大三島の南側(アップダウンが心地よい)
・大島の南東部(木陰も多いものの、起伏あり、強度は上げられる)

工夫を重ねて、走りやすい冬のしまなみも
楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

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