手作りだからいい。
手作りのあたたかみ。
もしわたしをよく知る人なら、
そういった言葉に心動かされることはないのに?
と不思議に思われたかもしれません。
が、今シーズン、柚子胡椒作りに
ハマりにハマっております。
お店で柑橘が比較的お手頃に手に入る。
軒先に使われぬまま朽ちていく柑橘も多々ある。
そんなしまなみ界隈だからこそ、
目一杯楽しめる、手作りゆず(柑橘)胡椒の楽しさをお話しします。
※青唐辛子、ゆずの皮、塩を混ぜるのみ。実にシンプルです。
柑橘があまりある環境
なんといっても、しまなみであれば新鮮な柑橘がすぐに手に入ります。
いただけることも多いですし、お店で求めたとてお手頃。
これは都会には真似のできない、しまなみならではの醍醐味です。
柑橘類が収穫されぬまま、庭先で寂しげに揺れている。
そんなお宅もあちこちにあります。
もし友人宅にそんな美味しい木があれば
ぜひ譲ってもらえないか、声をかけてみてください。
素材も作り方もシンプル
柚子胡椒は、素材、作り方ともにシンプルなのが魅力です。
・柚子の皮(レモンやすだちでもマル)
・青唐辛子(ハラペーニョ)
・塩
たったこれだけです。
しかも、基本はみじん切りにして混ぜるだけ。
以上!楽ちんです。
パンや洋菓子のように、時間との戦いもありません。
器用な手先が必須でもありません。(多少は楽になる程度)
青唐辛子の刺激成分が強烈すぎるので
その対策として、
・料理中の換気
・手袋着用(必須。素手で触るのは厳禁)
・メガネ、マスク着用(推奨)
この辺りを注意するくらいで、
他にコツといったコツはありません。
分量もシンプルです。
すりおろした皮とみじん切り青唐辛子の重量が1:1となるように調整。
その後、全重量の二割の塩を足して混ぜるのみ。
暗記できるほど気楽なレシピで作ることができます。
保存期間が長い
三つ目は、保存可能期間がとても長いことです。
冷蔵庫で温度管理をすれば、なんと1年は持ちます。
冷凍庫保管であれば、なおさら安心です。
まあ、この塩分量ですからね・・・
当然と言えば当然です。
なお、冷凍庫に入れる際に
ジップロックで平らに伸ばした後、
菜箸でチョコレートのように溝をつけてやると
使う時に欲しい分だけ取り分けしやすく便利です。
柚子胡椒なんて、お鍋に使うくらいでしょ、
なんて言うなかれ。
・肉料理に添えてさっぱりさせるお役目
・手作りツナの味付けとして利用
・魚の切り身を醤油と柚子胡椒漬けにして焼く(料亭の味に!)
・そのまま食べる(呑兵衛的行動ですね)
・卵かけご飯の味付けに
・豆腐に乗っけて
など、いろいろ使えます。
市販のものと比べて、シャキシャキとした味わいが癖になります。